仕事中の思考の流れよりかは、身体で覚えることが重要か?

前職のスーパーの仕事内容は、あまり覚えていないので、介護専門学校時代の仕事について考察していきたいと思います。

 

まず最初の仕事らしい実技は、シーツのセッティングだったのですが。これがいくらやっても覚えられませんでした。教師や同級生の手の動きなどは、じっくり観察しているのですが、いざ自分がやってみる段になると、まったく、お手本通りにできずに、ぐちゃぐちゃになります。今考えると不器用さが影響しているのだとわかるのですが。当時はわからず。

 

毎日、学校に残って練習していましたが、何も努力していない同級生の方が点数は高かったです。記憶は動画での記憶が不可能だったので、静止画で記録していたのですが、映像としては細部が不鮮明すぎて役立ちませんでした。

 

当然フォーカスすべき、シーツの折り目部分が漠然としていて、再生しても、手先の動作に連動できず、途方に暮れていました。また折り目をきっちりとつけることができないので、どうしてもぐちゃぐちゃになってしまいがちです。

 

これと似たことは漫画を描く時にも、同じ現象がありまして、画像で把握してる割には細部のフォーカスが上手く行かないので、模写を見ずにできないので困りました。つまりお手本がないと何も描けないことになります。普通、漫画を描く人は、資料が手元になくてもそれなりに、車ですとか背景が描けたりするので、その点においてはまったく不利でした。

 

定型発達者は、作業を記憶する際にどのように変換して記憶しているかはわかりませんが。映像及び動画記憶では出力に時間がかかりすぎるので、同様のやり方で採用してるとは思えません。おそらく、教わったことを別の物に変換して、手先に記憶させているのだと思います。自転車等に乗る時に、いちいち頭で考えてやらないようなことを、作業として再現してるのだと思います。