常識の欠如そして戸惑い

前職の(正確に書くと一番最初の職場でのエピソードなんですが)話です。

バックヤードの机の上に飲みかけのジュースが置いてあって、パートの方に

「これ誰の?」と聞かれた時、言い淀んでしまって不信感を持たれました。

なぜ、戸惑ったのかと言うと、男同士だと他人のジュースを途中から飲むという文化があってですね。女性の場合はどうなんだろうと考えてしまったからです。

女性の文化はよくわからないのですね。そのジュースは誰かの飲み残しなのは間違いなかったのですが、それを伝えて相手の人が飲むかどうかは、その人の考え方に因るものだというのが、わからないでいたので、正確に告げることはできませんでした。

その後、そのジュースの持ち主がやってきて、状況は伝わったのですが、二人とも露骨に変な顔をしていました。このように、どうでもいい所で躓いてしまうんですよ。困ったものです。

 

もう一つ別の話になりますが、業務上で犬の餌の缶詰に虫が湧いたんですよ。それを上司に言えばよかったのですが、パートさんに先に知らせてしまいました。

この場合、業務上の不具合ですから、上司に直接伝えるべきでしたが、なぜか同僚のパートさんに伝えるというミスです。おそらく当時の自分は、上司に伝えると叱られると思ったのでしょうが。パートさんに伝えても上司の所に行くのですから叱られることに変わりありません。どうしてこんな単純なことがわからないのかが不思議です。

 

虫の湧いた缶詰はすぐに返品されて、特に私の責任が問われることはなかったのですが、「こいつ、おかしいぞ」というのは上司には伝わっていると思います。

 

それ以前に散々やらかしていましたから、とっくに伝わっていると思うのですが。うっかりミス以外の、常識の欠如的なミスは、これが初めてだったと思います。