何者にもなれない自分の不思議さ

私を知ってる人は、ご存知だと思うのですが。占いマニアです。

だから占い師を目指せばいいじゃないかと思う人はいるかもしれませんが、その発想はありませんでした。

10年前ぐらいに占い師になるハウトゥ本が出版されていたのですが、自分自身占い師になる気はまったくなく、素通りしてきました。

占いを仕事にするとしても、独学では無理ですし、市販の本やネットで出回ってる情報だけでは足りないらしいです。

どうやら門外不出のテクニックがあるみたいで、それは口伝で教わることになります。

私なんぞは口が軽いから、入門の段階で人間性を見透かされて断られてしまうでしょう。

それ以前に、占いで食っていく気は全くないです。どうしても、そういう発想になりません。

現実問題として、私の出来ることは少なく、就労先も単純作業的な職種に限定されるだろうと予想でき、それが狭き門なのもわかってはいるのですが、だからと言って『占い師を仕事に』という考えには至りませんでした。

もし仮に、まとまったお金があって、占い学校に入学できたとしても、その知識を私の事に使ってしまうと思います。

占いの技術を人に教えることで食べていくのではなく、占断で出た結果の職業を目指すという流れになるでしょう。

この考え方の原因に、発達障害が影響しているかどうかは不明ですが、発達障害者は一般的に占いに取り込まれやすく、新興宗教やスピリチュアルにはまりがちになるとはよく言われております。

私は男性ですが、そもそも男性の占いマニアというものが少数派みたいですね。

占い的なオカルトめいた話になりますが、いくら職種を変えようと努力しても、小売業界に吸い込まれる様に就労してしまいます。

もしかするとこれは、今回の人生では小売業を極めよという暗黙のメッセージかも知れません。